ヤマハが誇る燃費最高のマシンAXISZ
ガソリン価格高騰により、加速より燃費重視のセッティングに変更。
AXISZ燃費重視セッティング
前回の記事では「 AXISZ ウェイトローラー交換してみたら加速力が上がった 」を紹介しました。
加速力重視したセッティングは3週間ほど楽しめました。
確かにスタートから中速までの加速力は凄いです。
加速力を上げるため、ピストン回転数はノーマルに比べて回転数が上がるので、ピストンの負荷は避けられません。
要するに、ピストンにダメージがかかります。ピストンだけでなく、ベルトの摩耗も早くなるのは当然でしょう。
それでも良いなら、加速力重視でもいいのです。
しかし、ガソリン価格はどんどん上がり、給油代にダメージがあります。僕はそれほどリッチではないので、燃費重視に変更しました。
【燃費重視のセッティング】
AXISZのウェイトローラー「8g」から「15g」へ変更
ちなにみAXISZのノーマルは、「12g」です。
15gのウェイトローラーは、行きつけのバイクパーツセンターにはなかったので、Amazonで購入しました。上画像がAmazonで購入したKN企画の15Gウェイトローラーです。
ウェイトローラー交換後のAXISZの変化
ウェイトローラーを重くしたら、加速力は通常落ちます。
【ウェイトローラー交換した最初のエンジン始動】
これまでとは違いました。アイドリングは静かになり、後輪が回ります。クラッチが繋がっているわけでもありません。ここまではノーマルと同じと思ったのですが、後輪の回転がノーマルより速くなっています。
もちろんクラッチが繋がっていることはありませんが、プーリーの回転が上がったことが理由です。ウェイトローラーが重くなったので、プーリーが押し出されているのです。
【ウェイトローラー交換したスタート時】
アクセルを開けるといつもよりすぐ前に進みます。つまりピストン回転が低い状態で、プーリーが押し出されるタイミングが早くなって、クラッチがすぐ繋がります。ボコ付く感じはありません。
【アクセルを開けていくときの状態】
加速力は少し衰えますが、ピストン回転が低いのにもう60Km?!って感じです。
このセッティングがとても気に入りました。
気になる加速力は、思っていたより落ちません。鈍い感じはありますが、坂道30度から40度近くの傾斜も40Kmから50Kmまで余裕で出ます。
【ECO点灯が長くなった】
AXISZにはECOセンサーライトが付いています。
ウェイトローラーを重くしたセッティングでは、ECO時間が長くなります。
アクセル回転を以前より開けることなく、AXISZが前に進むのでECO点灯が長くなるのです。
二人乗りでも弱くない馬力
二人乗りでも馬力は衰えないのは確かにすごいと思います。このAXISZ。
平地での発進は、その他125バイクと大差はありません。中速域は加速力はありませんが、60Kmから80Kmまでの伸びはまだまだ余裕のピストン回転です。無理のないピストン回転なので、80Kmでずっと走っても安心なのです。
2人乗りで坂道でも馬力はあります。
燃費が格段に変わる
ノーマルのときは、満タンから1日から2日でガソリンゲージが半分以下でした。
ウェイトローラー変更してから、満タンから3日~4日で半分まで落ちません。
AXISZの「Blue Core」の潜在能力を出した気分です。
ウェイトローラー重くして、もう一つ良かったことは、リヤタイヤの摩耗が少ないことです。
加速力が落ちたのでリヤタイヤの中央部に負荷が掛からないので、中央部のタイヤのヘリが少なくなりました。
まとめ
- AXISZのウェイトローラーを重くしたセッティングは燃費が格段に上がる。
- 馬力は思ったより落ちない。
- タイヤのヘリも少ない。
これらの点はお財布にも優しいことだけでなく、環境にも良いのです。
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